愛車、愛犬と楽しく住まう アメリカンスタイルの家

外観からガレージまで趣味とこだわりが満載

白いラップサイディングの外壁と黒いストレート屋根のコントラストが青空に映える､アメリカンスタイルのD邸｡スロープを登ると掲示板のような大きな住居表示が立てられ､頑丈な鉄網フェンスで自慢の住まいが守られている｡視線の向こうには､D邸の主役ともいえるアメ車のために設けたビルトインガレージ｡玄関前のカバードポーチにブリキ看板の小物まで､まるでアメリカ映画のワンシーンをイメージさせる住まいがそこにある｡

コンセプトはアメリカの田舎町で見かけるような､ビルトインガレージのある住宅｡アメ車好きで休日にはマリンスポーツを楽しむご主人のこだわりが詰まった〈男の城〉｡その住まいづくりのパートナーが､太陽住宅のプロデューサー田村氏｡イメージに合った建具を探してアメリカから輸入したり､自身もアメリカンスタイルの住宅を建てた経験を活かして､土地探しから外観デザイン､インテリアまでご主人と二人三脚で取り組んだという｡

｢妻の意見はほとんど入っていないですね｣と笑うご主人の横では､奥さんがシェパードの愛犬を抱きながらほほ笑む｡｢夫婦二人が愛犬と暮らす家なので将来のことも考えて平屋建てに｡私は幅広キッチンと玄関クローゼットを希望しました｣と奥さん｡D邸は太陽住宅のプロデュース力を駆使してかなえられた住まいと言える｡

価格1500万円～1900万円台
和歌山市・D邸
家族構成／夫婦

真っ白なラップサイディングとビルトインガレージが印象的なアメリカンスタイルの平屋建。

代表　土屋の「一品メモ」

「アメ車と生活できなければ家はいらない！」というハッキリしたコンセプトをお持ちのD様の夢をとことん叶えたアメリカンスタイルの家。実現できないと言われたDさんご夫妻が最後に訪ねて来られました。よろい張りの外壁、フェンス、巻き上げ式シャッターなどなど、「こうでなければならない」というこだわりを一つずつ叶えていきました。同じミュージシャンが好きで、打ち合わせと称して朝まで一緒に歌を歌うなど信頼関係を深めながらの家づくりは楽しいものでした。「早く帰りたくなる家」と言っていただける住まいが完成し、作り手としても満足しています。