高い機能と上質素材を採用した明るくエレガントな北米住宅

嗜好をイチから見究め、将来を見据えての建て替え。

周辺は20年以上経過した住宅地。そこで購入した中古住宅に住むうちに雨漏りするようになり、太陽住宅に相談したＭさん。屋根を修理するだけでも高額な費用がかかることもあり、思い切って建て替えを決心。しかし、元々新築を検討していなかったため、どんな家にするかは白紙の状態だったそう。まずは雑誌やさまざまな資料を見ていくことで、どんなスタイルやテイストが好きかを見究めていくことに。そこで心引かれたのが明るい輸入住宅風の住まいだった。

Ｍさんからのご希望は、友人や家族が頻繁に集まるので広くて心地いいリビング。高齢の母親が過ごす和室、仏間を設け、そこからトイレ、浴室、キッチンへの導線がスムーズな設計に。また将来、息子家族と同居する可能性も視野に入れ、2階の洋室はセパレートして子ども室になるように。屋根裏部屋への階段も洋室と廊下の2ヶ所に設けた。現在は収納スペースとなっている屋根裏部屋も、荷物を整理すれば生活スペースとしても活用できる十分な広さが確保されている。また愛犬を2階で飼いたいというご希望に応え、寝室につながるバルコニースペースをたっぷりと。コンセントも設けており、バーベキューやビアガーデンのようにも楽しめる。今の暮らし、近い将来、もっと先まで見据えた、家族の変化にも対応できる住まいとなった。

価格1500万円～1900万円台
和歌山市・Ｍ邸
家族構成／娘、母

古レンガ調のカルチャードブリックが印象的なチューダー調の外観。

代表　土屋の「一品メモ」

中古住宅で購入した旧宅で雨漏りがするようになり、太陽住宅に相談してくださったのがM様との家づくりのきっかけでした。屋根の修理費用が高額とわかり、思い切って建て替えることに。たくさんの本を持っていって、これとこれならどっち？という聞き方でイメージを固めていき、完成したのは北米スタイルの家。親類が大勢で集まれるよう広いリビングには1枚板の大きなテーブル。家具として買えばとても高いので、原木を扱う店で板を購入して大工仕事で家具に仕立てました。ベランダの手すりを現地で発注するなど北米建築のセオリーを大事にしながら、お母さんのための和室も作り、住む人に寄り添った家になりました。