スタイルは憧れのプロヴァンス風　最大限の収納を考えた白いマイホーム

｢家を建てるなら水害に強い場所に｣数年後には通学が始まる子どもたちのことも念頭に置き､利便性と安全性に優れ土地を探していたＭさん夫婦がたどり着いたのは､古くから地盤変動のない高台の一角｡この絶好地を案内してくれたのが太陽住宅だったが､設計施工まで頼りにした理由は“自由度の高さ”｡

｢間取りやインテリアもこだわりたくて｡大手の住宅会社は､間取りプランにいろいろ制限があったけど､太陽住宅さんは要望を受け入れてくれました｡事前に描いたスケッチ通りに実現してくださった感じで｣

第一のリクエストは､収納力のある家｡暮らしは月日を重ねれば重ねるほど､生活道具や趣味のものが自ずと増えていく｡玄関にはシューズクローゼットだけでなく倉庫をしつらえ､キッチンの隣にはパントリーを完備｡専用の家具ではなく“空間”をつくることでたくましい収納力が実現された｡容量だけでなく見栄えにもこだわり､キッチンやリビングなどの収納棚は､扉のみが妻が取り寄せ､そのサイズに合わせて大工さんが造作を施した造り付け｡｢完成品の家具は高価だから｡試行錯誤してくださって､予算が節約できたのも助かりました｡

価格1500万円～1900万円台
和歌山市・M邸
家族構成／夫婦＋子ども2人

｢僕が実家の庭でよく遊んでいたから｣と 夫は広い庭をリクエスト 。普段はかけっこ広場で､夏はプール場に 。

代表　土屋の「一品メモ」

角地に建つボリュームのあるお家ですから見映えもすばらしいものになるだろうと、私自身がワクワクしながら図面を引きました。設計に際して多くの資料をいただき､お客様の熱心さが伝わってきて｡その相乗効果で､より良い一軒をつくりたいという気持ちが高まりました｡玄関脇の倉庫､シュークローク､さらに階段下の物入れ､洗面室の隣のパントリーと､Mさんの一番のリクエストだった収納力を重視した間取りをプランニングしました｡用意された資料をもとに導いたプロヴァンス風の外観｡アイアンひとつとってもどんなデザインのものを使うかなど､細やかに連絡を取り合いながら形にしました｡